2003年11月発行 No.65


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秋はお祭りの季節。測定室が小金井公園の市民まつりで、りんご売りを始めて早や13年。
青森県伊藤農園直送の低農薬りんごは毎年好評で、固定客も増えている。
りんごの他に、完熟プルーンや天然100%ぶどうジュース、りんごジュース、それに六ヶ所村で
反核燃運動をしている菊川慶子さんたちが無農薬で作った球根も並べている。
今年もお天気に恵まれ、果物は完売。チェルノブイリへカンパができることを嬉しく思う。

●幸運なことに昨年からテントの位置が角地になり、売り場の側面にパネル等の展示ができるようになった。
そこに今年はイラクの劣化ウラン弾被害についてのパネルを展示した。

●今、イラクでは白血病やガンなどで苦しむ子どもたちが急増。死産、流産も多発している。
その原因が湾岸戦争でアメリカ軍が使用した劣化ウラン弾であると言われているにもかかわらず、
今回のイラク戦争でアメリカは再び劣化ウラン弾を使用した。
その量は2200トンとも言われている。湾岸戦争の3〜6倍の量である。
劣化ウランの半減期(放射能が半分になる時間)は45億年。
今後、更に多くの命が奪われることは間違いない

●この許し難い行為を多くの人に伝えたいと作ったパネルは、楽しく盛り上がるお祭りの会場で
少しばかり異彩を放っていたが、立ち止まる人も多く、
中にはじっくり読む人や語りかけてくれる人もいて成果はあったと思う。

●現在、「人道援助」と称したブッシュのたくらみは暴かれつつあるが、
自らが核を使用し、イラクの民に過酷な運命を強いた罪は厳しく裁かれるべきだと思う。
また、憲法を踏みにじってまで、ブッシュの戦争に加担する日本の責任も重大である。      
          (2003.10 中嶋)

現在、作った会では来年(2月か3月?)にむけて、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画
『ヒバクシャ〜世界の終わりに〜』の上映会を企画中です。
賛同して下さる方はどなたでもご連絡ください。ぜひいっしょにやりましょう!
連絡先・伏屋・FAX・042-384-5844                                           

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